「子どもの遊び場確保に関する検討会」
千代田区は2012年、子どもの体力・運動能力が低下傾向にある中、保護者などから子どものあそび場を確保してほしいという要望が高まっていたことをきっかけに、地域、学校、スポーツ推進委員、有識者などの協力のもと「子どもの遊び場確保に関する検討会」を設置しました。検討会では、計6回にわたり、同区の特性を踏まえた遊びの効用、遊び場の在り方などについて、議論が行われました。区立公園などを活用した遊び場の試行も行われました。同検討会の報告書は千代田区長に提出され、2013年には子どもにとっての外あそびの必要性・重要性、区や区民・事業者の役割などを盛り込んだ「子どもの遊び場に関する基本条例」が制定・施行されました。同条例は、子どもの成長過程における外あそびの必要性および重要性を認識し、子どもが外でのびのびと遊ぶことができる環境づくりに協力し、もって子どもの体力および運動能力の向上ならびに健やかな育成を図ることを目標としています。