一般社団法人 国際幼児健康デザイン研究所主催
第62回「子どもの健康づくりセミナー」共同企画で開催

子どもたちに「毎日60分の外あそび」を!
~研究者と教育現場が語るその理由~
2026年6月13日、「外あそびから考える幼児の健康づくり」をテーマとしたセミナーを一般社団法人 国際幼児健康デザイン研究所との共同企画で開催しました。
当日は、当会から幼児教育や小学校教育の現場で研究・実践に取り組む3名の講師が登壇し、子どもたちを取り巻く環境の変化と、外あそびの重要性について講演を行いました。
講演では、都市化やデジタル機器の普及、猛暑などの影響により、子どもたちの外あそびの機会が減少している現状が紹介されました。一方で、外あそびは体力や運動能力の向上だけでなく、睡眠リズムの改善、社会性の発達、視力低下の予防など、多面的な効果が期待できることが報告されました。
また、幼児期に大切なのは「運動を教えること」ではなく、「子どもが自然と動きたくなる環境を整えること」であるとの提言も共有されました。
講演で紹介された主なポイント

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幼児期における運動不足・外あそび時間減少の問題
前橋 明(子どもの健康福祉研究所 所長、早稲田大学 名誉教授)
- 幼児の運動不足と外あそび時間の減少は社会的な課題となっている
- 外あそびは体力だけでなく、睡眠や生活リズム、社会性の発達にも関わる
- 「運動を教える」よりも「動きたくなる環境づくり」が重要

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小学校現場の実情から見える外あそびの重要性
板口 真吾(栃木県真岡市立久下田小学校 教諭)
- 小学生の体力・運動能力の低下や運動時間の減少、裸眼視力の低下、問題行動・不登校等の増加が大きな課題
- 午後3~5時の「ゴールデンタイム」に60分以上外あそびをすることで、体力・運動能力の向上や視力低下の抑制につながることが明らかとなった
- 陽光を浴びながら外あそびをする習慣を幼児期から育むことが重要

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60分の外あそびで広がる幼児の育ち
野村 卓哉(株式会社Team Big Smiles 代表、認定こども園文の里幼稚園 副園長)
- 1日60分以上の外あそびは、幼児の健康づくりの重要な目安となる
- 外あそび時間が長い幼児ほど、睡眠や体力・運動能力に良好な結果がみられた
- 外あそびは、多様な動きの経験や友だちとの関わりを育む機会となる
外あそびは単なるあそびではなく、子どもたちの健やかな成長を支える大切な生活習慣です。
外あそび推進の会では、今後も研究と実践の両面から、その価値を発信してまいります。
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